top of page

【経産省 GENIAC-PRIZE プロジェクト】カラクリとJTB、災害時等の顧客対応を支える国産LLM活用の知見を公開

  • 2月17日
  • 読了時間: 3分

国産LLMを開発するカラクリ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:小田 志門、以下カラクリ)は、株式会社JTB(本社:東京都品川区、以下JTB)と共同で、経済産業省およびNEDOが推進する生成AIの社会実装加速化プロジェクト「GENIAC-PRIZE」において、災害時等における迅速な顧客対応を目的としたAI実証実験(PoC)を実施いたしました。

本日、本プロジェクトの成果を、単なる成功事例としてだけでなく、開発過程で直面した課題や解決策を含めた「開発知見」としてテックブログにて公開いたしました。本公開は、日本全体の生成AI活用における技術的ハードルを下げ、社会実装を共に前進させることを目的としています。



■開発に至った背景:災害時等の迅速で正確な情報提供を実現するために

災害時や交通障害などの有事の際、旅行業界では問い合わせが平常時より急増します。JTBが掲げる「お客様に寄り添う」という姿勢を、いかなる状況下でも守り抜くため、カラクリの国産LLM「Karakuri-VL」を用いた業務自動化の検証を実施しました。個人情報を除去・匿名化した2,000件以上のデータに基づき、「正確な情報取得」と「迅速な返信の下書き」を自動化するプロセスを構築しました。

■開発手法の共有:基幹システム連携の壁をどう乗り越えるか

業務自動化において、多くの企業が直面するのが「機密性の高い基幹システムへのアクセスと、検証の安全性」という課題です。

本プロジェクトでは、本番環境のリスクを回避しつつ開発スピードを維持するため、基幹システムを模した「擬似環境(ダミーアプリ)」を構築し、そこを起点にAIエージェントおよび業務自動化のワークフローを構築する手法を採用しました。今回の取り組みでは、ルールベースでのブラウザ操作を実装することで、自動化を実現しています。こうした開発初期の「準備の重要性」を具体的に共有することが、同様の課題を持つ多くの現場において、安全でスムーズなDX推進の一助になればと考えています。

■公共性への想い:試行錯誤の過程を「社会の資産」へ

本プロジェクトは「GENIAC-PRIZE」の一環として、国産LLMの社会実装を加速させる使命を担っています。

生成AIの活用において、プロンプトの微調整やブラウザ上での業務システムの自動操作(タブ遷移の工夫など)といった細部には、多くの試行錯誤が伴います。こうした「現場ならではの知恵」は、一社に閉じ込めるのではなく、広く社会に還元されることで初めて、日本全体のDXを前進させる大きな力になると信じています。

カラクリとJTBは、本実証で得られた「実装のヒント」をオープンにすることで、AIと人間が共生し、誰もが迅速に適切なサポートを受けられる社会の実現を、皆様と共に目指してまいります。


【KARAKURI Techblog:本件の詳細な技術解説】

▶ 会社概要

カラクリは「FriendlyTechnology」というビジョンを掲げ、大規模言語モデル(LLM)のカスタマーサポートへの実用化を目指すAIスタートアップです。2018年からはトランスフォーマーモデルであるBERTの研究を開始し、2022年からはGPTを含む大規模言語モデルの研究に取り組んでいます。また当社のSaaS事業で提供するカスタマーサポート向けAIシリーズは、高島屋、SBI証券、セブン-イレブン・ジャパン、星野リゾートなど、各業界のトップ企業に選ばれ続けています。

【主な実績】・2018年 ICCサミット「スタートアップ・カタパルト」入賞・2020年 Google for Startups Accelerator2020に採択・2022年 Google for Startups Growth Academy Tech 2022に採択・2023年   AWS LLM開発支援プログラムに採択・2024年   生成AI実用化推進プログラムに認定・2024年 Meta社 完全招待制の生成AI開発者会議に参加・2024年   経産省「GENIAC」に採択

住所   : 〒104-0045 東京都中央区築地2-7-3 Camel 築地 II 5F

設立   : 2016年10月3日

代表者  : 代表取締役CEO 小田 志門

事業内容 : カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI」シリーズの開発・提供・運営など

URL   : https://about.karakuri.ai/


【経産省 GENIAC-PRIZE プロジェクト】カラクリとJTB、災害時等の顧客対応を支える国産LLM活用の知見を公開

 
 
「AI博覧会 Spring 2026」 東京国際フォーラムにて4月7日・8日に開催 ~最新AI製品200点以上が集結、フィジカルAI・ロボットゾーンを新設~

国内最大級のAIポータルメディア「AIsmiley」を運営する株式会社アイスマイリー(東京都渋谷区、代表取締役:板羽 晃司)は、2026年4月7日(火)・8日(水)の2日間、東京国際フォーラムにて「 AI博覧会 Spring 2026 」を開催します。 本イベントは、2日で1万人が来場するAI・人工知能に特化した業界注目の専門イベントです。今回は、最新のAI製品を扱う100社が出展し、約200以上

 
 
“モノづくりの自由化”が、AIで加速する。「あなたのちょっとした思い付きがヒット商品になるかも!」

株式会社リベルタ(本社:東京都渋谷区、東証スタンダード:4935)は、誰もが自由な発想で商品企画に挑戦することのできるプラットフォーム「BUZZMADE(バズメイド)」に、 株式会社LIGのご協力のもと、モノづくりのノウハウを詰め込んだ“モノづくり”特化型生成AIを開発・導入したサービスを2026年3月よりスタートいたします。 ー BUZZMADEとは? 「BUZZMADE」(バズメイド)とは、志

 
 
メールを1クリックで完結する「LazyAI for Mail」を正式リリース。大手企業が続々導入、セルフサーブ版の提供も開始

LazyAI株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:山口裕土)は、メール業務をAIで自動化するサービス「LazyAI for Mail」を正式にリリースしました。Gmail・Outlookに接続するだけで、メールの自動分類からAI下書き生成までを1クリックで完結。あわせてセルフサーブ版の提供を開始し、企業規模を問わずご利用いただける体制を整えました。 ■ 開発の背景 ビジネスパーソンはメー

 
 
bottom of page